【古き良き日本を受け継ぐ人🇯🇵Profile】Vol.1
和楽器糸職人
橋本英宗さん
和楽器の古き良き音色・・・
遡る事2018年9月25日
「絹」「養蚕」の勉強のため「丸三ハシモト株式会社」さんを訪れました。
こちらでは、主に和楽器の絃を製造され、国内また海外からも発注を受け、三味線や琴などの絃を、手間を惜しまず伝統と革新の調和を保ち営まれています。
絹糸での琴の絃と化学繊維での絃を、比べさせて頂きましたが、
同じ楽器とは思えないほど、音が違いビックリしました。
絹糸の絃は、音が丸く、包み込むような温かさがあり、
手に触れる感触も優しいのですが、
化学繊維の絃は、音が鋭い感じがあり、手触りも硬い感触でした。
三味線では、絹糸の方がより遠くまで音が届くのだそうです。
愛情込めて作られた、高品質で深みのある温かい糸。
どんなものでもそうですが、「良質なもの」の裏には、作り手の「愛情」というエッセンスが欠かさず入っているように思います。