佐久島へ
三河湾3島のうちの1つである佐久島は、愛知県西尾市一色町に属し、
面積が東京ディズニーランドの約3.5倍、島民はおよそ250人の小さな島。
「癒しとアートの島」として多くの若者が訪れ、
GWには1日に2500人の観光客で賑わうのだとか。
そしてこんな小さな島にも47基の古墳があり、
金環や翡翠も出土されているというのだから驚く。
江戸時代には、豊橋と伊勢を結ぶ中継地として海部族(あまべぞく)の
末裔により、海運業が盛んに。
「癒しとアートの島」
というテーマでの島おこし は多くの島民もそれに賛同しているのだろう、
と思わせるように、島の人達は優しく声をかけてくれ、
古民家カフェなどもいくつかあった。
点在するアートと、数々の自然の癒しが絶妙にマッチしていて、
若者の心を惹きつける要素がとてもセンス良く感じられた。
人は、人工物によってではなく、
神さまが造った自然によって癒される事がほとんどだと思う。
人間は「自然」の何一つ作れはしない。
だからこそ破壊でなく、守る事や慈しむ事を考えていきたいと思う1日だった。