古き良き日本を求めて

日本の古き良きもの・日本人の古き良き心を求めて。 

とよた衣の里プロジェクト設立

2020年3月20日

「とよた衣(きぬ)の里プロジェクト」

を発足いたしました。

 

豊田市は今は車の街

 

しかし

 

昔は衣の街でした。

 

 

 

皆さんご存じの通り、トヨタ自動車はかつて

 

豊田自動織機。織り機のメーカーです。

 

 

世界恐慌の煽りを受け、新たな産業へと

 

お蚕様の餌である桑畑自動車工場へと姿を変えました。

 

 

以前も投稿しましたが、豊田市

 

皇室とも深くご縁する「にぎたえ」調進の町です。

 

 

豊田市の回覧板には、今でも

 

「衣の里の輝かしい伝統文化を守りましょう」

 

と書いてあります。

 

 

何もされていませんでした。

 

ので

 

発足しました!!!

 

 

どうぞ、あたたかいご支援を宜しくお願いいたします。

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【振込先】

ゆうちょ銀行

店名 二○八

店番 208

普通 0612937

とよた衣の里プロジェクト

 

 

わたしのシルクロード

20代後半から、歴史的なことに興味を持ち始めた。

 

そして日本各地の神社を訪れたり、調べてみたりする事が好きになった。

日本の歴史を調べると、自ずと皇室秦氏の歴史に辿り着き、

温故知新の大切さを思うようになっていった。

 

 

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日本という国の成り立ち、この国がどのように守られてきたのか。

世界からどう思われてきたのか。

 

知識を身につける毎に、日本という国が好きになって

「良い国になったらいいね〜」という人ごと発言ではなく、

その為の何かを自分もしたい。と思うようになった。

 

大きなことはできなくても、小さな何かを。

 

 

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2009年から心理カウンセラー・セラピストとして

自営業でサロンを持っていた頃は、

「医療」「食」「教育」

が変われば、日本は変わる!! などと思い

 

代替医療統合医療を勉強したり、

食の安全などの講演にたくさん足を運んだり、

フリースクールを行なっているところに見学をしたり、

とにかく動いていた・・・。

 

 

心臓の手術をきっかけに約5年でサロンを閉じ、

そこから数年後、ある出来事から、、、

 

「何が真実だろう。」

「何が正しい道なのだろう。」 

「世の中の真実が知りたいし、正しい道が知りたい!!」

 

その思いが強くなり、悩み抱える日々を過ごすことに。。。

 

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悩んで悩んで悩んで・・・

真実にで会えますように!!!

と必死で祈る中

 

迷路に迷い込んでいた私を

「これが道だ。ここを歩め。」

と言わんばかりにいて下さる人に突如出逢った。

 

もう間違いたくはない。

そう思っていた私。

 

恐る恐る・・・この道は正しいのかと、

確かめるように 確かめるように 

時に思いっきり自分を疑ってみながら

歩み始めた私の足、、、

 

それから数年経った今では

王道を歩んでいるかのごとく力強くなれた。

  

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お陰様で、歴史を調べる事や、

この国に貢献できる小さな何かをしたい、

という気持ちからスッカリ遠ざかっていた私の心も再燃🔥

 

その再燃のきっかけの1幕には、

HEAVENESE(へヴニーズ)という音楽一座の存在もあり、

彼らのコンサートからは大きな刺激を受け、今ではすっかり

大ファンとなっている。

www.heavenese.jp

 

 

そして現在、わたしは皇后陛下も大切になさる

「養蚕」「絹」を通して

この国の伝統文化を守りたいという気持ちが強く、

1%に満たない、国産絹の普及に携わり

 

 

この国、いやこの世界の平安の願いをも実行できる

小さな小さな一粒にでもなれたら。。。

 

という想いで、まだまだ小さな私だけど

大きな船に乗せて頂いている安心感のもと

西からきたシルクロードの地で力強く歩んでいる。

 

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佐久島へ

三河湾3島のうちの1つである佐久島は、愛知県西尾市一色町に属し、

面積が東京ディズニーランドの約3.5倍、島民はおよそ250人の小さな島。

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「癒しとアートの島」として多くの若者が訪れ、

GWには1日に2500人の観光客で賑わうのだとか。

 

そしてこんな小さな島にも47基の古墳があり、

金環や翡翠も出土されているというのだから驚く。

 

江戸時代には、豊橋と伊勢を結ぶ中継地として海部族(あまべぞく)の

末裔により、海運業が盛んに。

弘法大師徳川家康もこの地を訪れているらしい。

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癒しとアートの島
というテーマでの島おこし は多くの島民もそれに賛同しているのだろう、

と思わせるように、島の人達は優しく声をかけてくれ、

古民家カフェなどもいくつかあった。

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点在するアートと、数々の自然の癒しが絶妙にマッチしていて、

若者の心を惹きつける要素がとてもセンス良く感じられた。

 

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人は、人工物によってではなく、

神さまが造った自然によって癒される事がほとんどだと思う。

 

人間は「自然」の何一つ作れはしない。
だからこそ破壊でなく、守る事や慈しむ事を考えていきたいと思う1日だった。

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【古き良き日本を受け継ぐ人🇯🇵Profile】Vol.4

和装・和ごころ研究家の秋田桃子さんは、日本一標高が高いと言われる

岐阜県岩村城下町の江戸時代から続く古民家で暮らしている。

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昔のもの、昔の人の心を大切にしたいと願う彼女の生き様に、

私の「会いたい」衝動が止まらなくなり先月から2度ほど

お会いさせてもらった。

 

日本髪を結い「日本一ハードルの低い着付け教室」を

国内外で開催する桃子さん。

https://www.reservestock.jp/events/382001

 

着物は、決して高級な物を買うのではなく、日本中のタンスで

肥やしと化しているもの、処分に困っている方から譲り受け、

一般庶民が日常で着ていた昔の姿をそのまま再現している。

 

そのせいか丸髷の日本髪も良く似合う。

 

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着物の流行デザインに流されるのでなく、大量に出る古着物を日本人の「もったいない精神」で昔の人の想いまで引き継ぐ生き様は、多くの女性の心を惹きつけ、着物で電車に乗るツアーなど様々なイベントを開催。

 

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旅へは風呂敷を背負って出かけるというから、何ともユニークだ。

 

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私も、絹を纏うことが健康に良いこと。

着物が決して動きづらいもの、苦しいものではない事は学んできた。

 

しかし広がらない背景には、着物のコスト面が一番の原因だろう。

と考える。

高い上に、もし汚してしまったらお洗濯だって家で気軽に洗濯機で

洗えるものではない。

高級なものを毎日着ると、気を遣いそれなりにストレスにもなる。

 

 

しかし、桃子さんは「昔の人のように普段着の着物を着れば良いよね」と、まるでタイムスリップしているかのように、昔の日本を現してくれている。

気持ち的にも「気軽に着れる」ところに今後の着物の需要はあるのかもしれない。

 

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デザインが流行りであっても古くても、着物という天然素材で纏うことで健康にも役立ち、また紐で締める位置には肉体だけでなく精神までも豊かにしてくれる秘訣がある。

 

衣食住の最初にある「衣」には、実は食以上に、私たちが見落としている大切な心身への健康の秘訣が詰まっているのではないかと思う。

 

古の日本をこよなく愛する桃子さんのスタイルがこれからも国内外で広まってくれる事を期待している。

 

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kimonomo.jp

 

ameblo.jp

 

 

 

 

映画「時の絲ぐるま」〜大嘗祭へ調進された二つの織物物語〜

私の生まれた豊田市中心部から

岐阜・長野の県境にほど近い稲武町(いなぶちょう)

 

大嘗祭における重要な調進物である、の織物のうち

絹織物である「にぎたえ」の伝統ある場所です。

 

この度、そのお話しが映画化され

稲武での上映会に参加しました。

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稲武では、明治より138年間 毎年伊勢神宮

生糸が奉納されています。

 

昨年の生糸の献納式には私も参加させて頂くことができ

とても良い経験をさせて頂くことができました。

なんと映画の中に私の姿もチラリあってビックリしました(^_^;)

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昨年の伊勢神宮への献糸

 

それはさて置き、映画の内容といえば

それはそれは素晴らしく、

大嘗祭での貴重な調進物である、麻織物・絹織物・お米

それぞれの農家、そしてその技術の継承などが

ドキュメンタリーで構成されており

 

日本といいう国、国体の在り方、日本人としての想い などが

随所に現れ、伝統を絶やしてはいけない。という感情が再燃。

便利な世の中では決して感じることのできないもの。を感じるものとなりました。

 

 

さらには、上映後、映画を見に来られていた豊田市長・太田稔彦氏から

とってもとっても素晴らしい感想のスピーチがあり

今まで幾度かお会いしていたものの、この映画を通じての

市長のお考えを聞き、全くの同感であり非常に嬉しくなりました。

 

市長は、

便利も大切には思う反面、現代の暮らしの便利さが益々発展することで、

自分らしさや、人との違いがなくなっていくことを懸念しておられる様子でした。

 

便利な暮らしの社会を突き進むと共にどんどん離れているのが、

今日の映画でも紹介された「神さま」「自然」などそういう世界ではないか。

便利な暮らしがあっても良いけど忘れてはいけない大切なものがあるのではないか。

便利になりすぎて「足りないもの」に目がいきすぎ

「足元にある素晴らしいもの」を忘れてはいないか。

 

などと仰り、昔ながらの

「自然界、八百万の神に感謝する日本人の感謝心」や「足るを知る」

という事などが私の脳裏をよぎっていました。

 

更には、

自分には何ができ、

自分は何をしなければならないか、

誰と何が一緒にできるか、

など一人一人が考えて欲しい。

それと合わせて行政も一緒にやります!

 

と締めくくられ

 

私がテーマにもしている

一人一人に生まれ持って与えられたギフトは何か。それを活かせる人生に

 

という事にも結びつき、

映画も感動、そして市長の力強いスピーチにも感動。

という貴重な時間を過ごすことができました。

 

 

 

最後に

素晴らしい映画を作って下さった石井監督、

主催され、稲武の伝統を守る古橋財団の古橋さん、

長年養蚕、糸繰りを続けてこられたまゆっこクラブの金田ご夫妻。

ありがとうございました。

 

 

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予備のにぎたえを披露される古橋さん

 

絹の国🇯🇵日本

絹の国・日本」と言っても過言ではないこの美しき日本🇯🇵

 

いやいや。。。

それはもはや昔の話し。

 

現在の国産絹の自給率は0.01%

多くは中国などからの輸入に頼っています。

 

はこの日本にとって国と神事を結びつける

大切なものでもあります。(麻も同様)

 

日本の絹を守りたいから。

 絹の素晴らしさを知ってもらい

国産絹の自給率を上げる為に

「養蚕活動」と「絹美容」はじめました✨✨

 

 

絹(シルク)はお様の吐く糸から作られた天然繊維。

お肌の成分に近い20種類アミノ酸でできるタンパク質です。

 

ヒトの皮膚と親和性が高いため、医療の分野でも

人工血管などで注目を浴びています。

 

ヒトの皮膚とも近いので、肌へのストレスも低く

肌の常在菌もしっかり守ってくれます。

 

日本人の心できめ細やかな配慮のもと

作られた絹の美容。

 

そして、絹を作り出す養蚕業。

両方大切ですね。

 

 

 

 

 

🇯🇵大嘗祭🇯🇵

大嘗祭という、極めて重要な儀式が行われました。

大祭祀である天皇陛下におかれましては、心より御奉祝申し上げます🇯🇵✨

 

そしてこのような重要な儀式に私の住む愛知県豊田市の「にぎたえ」である

「絹織物」が調進されていることにも大変光栄に思うと共に、

次世代に引き継ぎ伝統を守りゆく努力が必要だと改めて感じました。

 

 

世界で一番長い日本の皇室の歴史 。

そもそもどこから始まっているのか。

そして私たちはどこへ向かおうとしているのか。

 

宗教ではなく聖書を歴史の書物として学ぶ私は

下記、石井希尚氏ことマレさんの見解に熱く関心を寄せています。

是非ご覧ください。

blog.livedoor.jp